バレエ立ちでO脚改善。ちょっと待って!それはこわいよ!!!

先日、

とある雑誌にこんな記事があった。

 

「O脚の改善には、

バレエの立ち方がいい、

1番と5番ポジションを普段からしているとよくなります」

 

「・・・・・。」

 

これ本当にやばいですよ

 

1番ポジション、

まして5番ポジションなんて、

経験者であればわかると思いますが、

素人の方がやっていいものではありません。

 

  • 脚がさら捻じれて悪化
  • 膝・股関節が痛くなる
  • 脚が太くなる

 

さて、

勘違いしてしまう原因はどこにあるのでしょう?

 

たぶん、

6番より3番、3番より1番の(足先の角度)方が、

膝と膝が近づいてみえるから。

真っすぐな足のイラスト

O脚の定義

O脚を判定する目安は、

あくまで足をそろえた状態で(6番ポジション)

脚と脚の間隔が開いているのかです。

※ 当院では、つま先が20度くらい開いている状態で両脚間がついていれば、ほぼ正常と考えております。

 

つま先だけをひらくなら、200度でも開けます。

そしてよほど重度でなければ隙間はなくなります。

 

よって、O脚のかたが、

1番ポジションをすることで、

関節が捻じれる可能性が高まるということです。

 

たまに6番で離れているという方もいらっしぃますが、

国際的な定義としてはそうですが、

その程度はあまり気にしなくていい、と当院では考えています。

最後に

結局は、

記事の内容も含めて、

正しい知識で、

O脚に向き合い、

 

それが改善可能であれば、

すぐに直しておいた方が良いです。

なぜか?

筋肉、体の使い方が上達するので、

同じレッスンを受けても成果がまるで違うからです。

 

ただし、

O脚といっても、

 

すべての方の足の形が同様に歪んでいるわけではなく、

先天性のものもあれば、変形性のものもあります。

 

ここでいうO脚矯正の対象にはなりませんので、

予めご理解いただければと思います。

明京堂治療院