東京都北区 A.Rちゃん 11歳 クラシックバレエ
来院動機
5歳からバレエをはじめ、
4年生になりポワントレッスンもおこなっていた。
ところが、
半年以上前から、
足首やアキレス腱、足の甲に痛みを感じるようになり、
トゥシューズでのレッスンはお休み中。
同じお教室の女性から当院を紹介され来院に至った。
1日も早くトゥシューズを履き、
コンクールレッスンをしたいと希望している。
カウンセリングと施術経過
整形外科では骨に異常がないので、
バレエを休み安静にしていれば良くなるでしょう。
とのことだが、
足首を動かしてみると甲の出かたが、
トゥシューズを履くには不十分な状態で、
仮に痛みが治まっても、
関節可動域が拡がらなければ何度でも繰り返してしまう、
と親御さんに説明。
痛みを目安にせず、
ルルべ・ポイントの動きが改善するまで
来院していただくことを了承していただき、
施術に入る。
1~3回目
鍼が怖いとのことなので、
手技にて対応。
また、
ご自宅でも甲だしエクササイズをおこなっていただく。
4回目
足の甲、足首の痛みは治まったが、
アキレス腱部分は痛みをぶり返す。
まだ、足関節が硬いことが原因。
7回目
症状はすべて消失したが、トゥシューズを履ける可動域ではないので、引き続きご家族の方にセルフケアをしていただき、さらにメニューを増やす。
12回目
その後、足の痛みはOK。
足の可動域も広がり、トゥシューズも問題なくはけている。
以上で卒業とした。
考察
足首が硬い状態(のれていない)で、ポワントレッスンをすれば、痛みは広がりを見せてくるし、踊りもかばったものになる。
「さあ今日からトゥシューズ履きましょう」
と講師の先生が言っても、
簡単に履ける子、
グラグラするがなんとか立てる子、
膝が曲がり、足首が硬いことが浮き彫りになる子、
がいるはずです。
まわりに後れを取ることは、子供や親御さんの気持ちになると、悔しい・辛いことだと思います。
ただそれは、もともとの関節の柔らかさが違うため起こったのかもしれませんし、それまでのバレエに対する取り組み方に違いがあったのかもしれません。
これらの問題はアプローチさえ間違わなければ、必ず解決できることではあります。
うちの子そうかも?
と思った方は是非ご相談ください。
お電話ありがとうございます、
明京堂治療院でございます。