症例 4 発表会を控えているが開脚ができない
埼玉県北本市 13歳 女性 2019年2月
来院動機
モダンバレエを始めて9年、コンクールに出場などハードなスケジュールをこなしていた。
そして、1週間前の筋トレ中、両方の内ももを痛めてしまい、開脚や足を上げる動作ができず、発表会もひかえており、どうしたらよいか悩んでいたところ当院HPを見つけ来院に至った。
症状と施術内容
もともと体の柔軟性は高い方とのことで、通常時は180度の開脚はラクラクこなしていた。
痛めたことで150度くらいの角度まで開くと、両内ももに強い痛みが走る。
初回
開脚に関わりの高い、ツボに鍼をする。鍼に対する恐怖心もなく良い結果が期待できるとお伝えする。
2回目
「少し良いくらいです」
角度は少し広がっているが、モダンバレエは新体操のような柔軟性が求められるため、まだまだという感じ。
3回目
「痛みはだいぶ減ったけど180度にはならない」 施術後ほぼ180度まで改善
4回目
フルにレッスンをしても違和感なしで、可動域も正常(180度)に戻ったので卒業とした。
考察
非常に体の使い方が上手で、シルエットもキレイな娘さんではあったが、幼少期からのレッスンによる疲労があり、骨盤周囲の筋緊張が強かった印象を受けた。
将来的に有望なことは間違いない!無理なく育ってほしい!!!
症例3 開脚ストレッチをするとももの裏が痛い
千葉県千葉市 30代女性 クラシックバレエ歴 6年
来院動機
趣味でバレエをしている。
半年ほど前、開脚ストレッチの際に臀部の下部~ふくらはぎまで強い痛みがでた。
整形外科では「疲れがたまったもの」整骨院では「時間をかけてストレッチをしていけば以前のように柔軟性は戻る」と言われるが腑に落ちないため、さらにネットで調べ、当院のHPの内容がまさに訴えそのものだったので来院に至った。
半年後にお教室の発表会も控えており、レッスンは続けているものの、制限される動きがあり(バットマンなど)なんとかしたい。
カウンセリング
詳しくお聞きすると、受傷当時の痛む範囲はふくらはぎまでであった。
現在は、坐骨部分からハムストリングスまでになっているとのこと。
ただし、痛みの強さは変わらず、筋が切れるような感覚もある。
また、最大に痛みが強く感じる動作は【開脚で左に体を倒したとき】ということがわかった。
施術経過と内容
初回
腰部の緊張が動きを制限していると考え、腰部・仙腸関節に鍼治療。また股関節の動きをよくするため頸部を施術。
2回目
前回施術後からの変化は見られず。10→10
刺鍼ポイントを変え、体幹側屈の可動を改善する目的で腓骨を調整。
腰椎の上、胸椎の歪みも仙腸関節に影響を及ぼすので、歪みをとるため手のツボに鍼をした。
3回目
「だいぶ良くなりました」10→5 前回同様の施術
4回目
直後の反応は良かったが、症状が前回と同様のため、手技にて筋膜を調整。
5回目
10→3
痛みはあまり感じなくなってきた。しかし、側屈の可動が完全ではない。
6・7回目
この時点でもう少し
10→1
8回目
さらに可動域が変化し、左右均等になった。
「もっと早く来ればよかったです」
さんも喜んでくれた。
考察
ストレッチを続けていけば、安静にしていれば、と考えがちですが、これでよくならないケースは多々あります。1年や5年も悩みを抱えていることは珍しくはないので間違えないでしょう。比較的、完治までお時間をいただいてしまう症状ですが、なんとかなります。 是非、お声がけください。
症例 2 パンシェをしたら股関節がバキッと、開脚ができなくなってしまった
症例 2 開脚ストレッチをするともも裏が痛い
千葉県千葉市 30代 女性 クラシックバレエ歴 大人から5年
レッスン頻度 週2回 2h/日
来院動機
半年くらい前、バレエレッスンでパンシェをしたところ、股関節が「バキッ」開脚ストレッチをしようとするが、ももの裏を痛くてできない。
特に、開脚姿勢から横に倒すとハムストリングスに強い痛みがでる。
整形外科では「これまでの疲れがたまったもの」といわれた。
整骨院にいくと、「しっかりストレッチをしていけば治る」と言われたが、(そもそもそのストレッチが痛いのに・・・)と思い、ネットで当院の症状のところに同じようなことが書かれていたため来院に至った。
症状
半年前の痛めた当時は、臀部からふくらはぎ外側まで痛みがあったという。現在は、ふくらはぎの症状は消え、臀部から大腿二頭筋(もも裏の外側)に痛みが走る。
施術内容
初回、臀部の緊張をとるため腰部へ鍼をした。頸部にも股関節の動きをよくするための鍼もする。 開脚をしてもらうと前方の動きは変化が見られた。しかし、側方に倒すと同様の痛みが出る。
続いて、腰部・仙腸関節に刺鍼
2回目 症状の進展はない。腓骨の調整、背部の調整のため鍼をする。 3回目 「だいぶいいです半分くらいになりました」
6回目 筋膜療法を加える
7回目 痛みはないが、可動域が完全には戻っていない。
10回目 症状なし、開脚側方可動域左右差なし
以上をもって、卒業とした。
考察
ハムストリングスの慢性化した症状は、なかなか取れずらい。途中、あきらめてしまう方もいる中、片道1時間以上かけて来院されたことに感謝したい。
すぐに症状が改善に導けるようこちらももっと精進したい。
パンシェをしたときに股関節がバキッ
・こちらに来るまえどのような症状でお悩みでしたか?
バレエのレッスンでパンシェをしたときに股関節がバキッとなり、そこから左足の開脚ができなくなりました。
・施術を受けての変化、感想をお聞かせください
来る度に良くなっているのを感じました。 特にハムストリングスの痛みは、半年くらい悩まされていたので、痛みが完全になくなったときは本当に嬉しかったです。
・「他院と違うな」と感じたところはありますか?
きちんと通うと効果が出るところ。
・同じような症状でお悩みのかたにメッセージをお願いします。
プロの方にお任せするのが一番の近道だと思います。
千葉県千葉市 反町ちひろ様(仮名) 38歳 会社員
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
症例1 グランバットマン・開脚で内ももが痛い
練馬区 20代 クラシックバレエ歴17年
来院動機
大人になってもう一度始めたバレエ。
レッスンやストレッチを続けていたところ、太ももの内側を痛めてしまう。
そのうち良くなるだろうと安静にしていたり、再度ストレッチをしてみたりしたが日に日に悪化。どうしたらよいのだろうと悩んでインターネットを検索していたところ、同じような症状で悩んでいた方の体験談をみて来院された。
施術内容
1回目
触診してみると、腰部・下腿部に強い緊張がある。内転筋と連動しているのでここに鍼をする。
直後、可動域・痛みともに10⇒5
2回目
前回施術直後は緩和が見られたものの、症状は元通り。
胸椎・骨盤部にあるツボを使い施術
3回目
症状の好転みられず
背部の硬結・骨盤部の硬結に鍼をする
直後は痛みが消えた。
4回目
ここにきてようやく症状の好転が見られる
6回目
「開脚痛みはまだありますが、バットマンでの痛みはなくなりました」
9回目
すべての症状なし
「開脚しても痛くありません」
最後に
柔軟性を求めるクラシックバレエやダンス系でよく見かける内ももの症状。
簡単に導けるケースもあるが、お時間をいただくケースが多い。
よくある間違えは、開脚をすると痛いのに、開脚をしてしまうということ。
ここを勘違いしてしまうと、治りづらくもなってしまうのでご注意を。
お電話ありがとうございます、
明京堂治療院でございます。