バレエでつま先を伸ばすとアキレス腱が痛い
東京都杉並区 12歳 女性 クラシックバレエ
来院動機
4歳からバレエをはじめ、半年前からアキレス腱に痛みを感じるようになった。
- つま先を伸ばす
- ルルべ
- トゥシューズで立つ
と、症状が出る。整形外科では「捻挫であろう」といわれ、電気療法・温熱療法などをしてきたが、症状の変化が見られない。インターネットで当院を見つけ来院に至った。
施術内容
小学5年生だが、鍼に対して全く抵抗がないため、鍼中心で施術をした。 ルルべをしてもらうと、症状のある右が低い。
初回
硬くなっている脚の緊張を緩和させる鍼をする
2回目
「レッスンはできているようです」とお母さん。
動いてもらうと、その場ではルルべは痛みなし、タンジュあり
3回目
レッスンをしての痛みはなくなったが、ルルべの際、可動域が不十分である。 このまま卒業すると、再発が予想されるのでもう少しお時間をいただくことにした。
6回目
可動域が正常、右足がしっかりとのれるまで回復されたので終了とした。
考察
アキレス腱周囲の症状は、痛みだけを基準に考えてはならない。必ず可動域の正常化を目的とし施術をすることを心掛けている。
症例3 アキレス腱から踵(かかと)にかけての痛み
埼玉県川口市 30代女性鍼灸師 クラシックバレエ歴30年
来院動機
都内にあるバレエ鍼灸整骨院で働いていた、同業鍼灸師の女性。
産後からバレエを再開し、発表会で無理してしまったため、右のアキレス腱から踵が痛む。
また、以前から左の足首後方に痛みがあるとのこと。
カウンセリング
両側に症状があると説明が難しい(泣)
- 左のアキレス腱~かかとはプリエで痛む
- 右の足関節後方はドゥミポワントで痛む
腫脹や熱感はない
施術経過と内容
1回目
左の後方インピンジメントのような症状は、下肢の筋膜療法また、頸椎歪みを鍼で調整
右アキレス腱炎は特殊な手技療法、腓骨の調整、ふくらはぎを緩めるため腰部に刺鍼
2回目(5日後)
前回施術後から、
「左はだいぶぬけました~」
「右はまだアキレス腱がプリエで痛みます、前よりはいいです」
右のアキレス周囲を緩めるため、左のふくらはぎを使って調整。また、右側の頸椎を調整。仙骨部の緊張が強いので、鍼
3回目(前回から10日後)
「もう、気になりません」
婦人科系の反応も強めなので、鍼にて内臓を調整し終了。
考察
バレエ障害を施術するうえでは、患部だけをみても効果はない。
足首だけで立つわけはないからである。
頸椎や胸椎・肩甲骨など「足首と関係ないやろ~」と言われそうなところが施術のポイントである。これは施術をすると「えっ!?関係あるんだ~」とすぐ実感できる。
アキレス腱と足首のつまりの不安が解消!安心して相談して、また思いっきり踊れるようになると思います
・来られたキッカケを教えてください
妊娠・出産後、1年たっても筋力が戻らないでいたので、バレエを再開しました。
そして、発表会に出ることで、筋力をつけられることができました。
しかし、発表会が終了して1ヵ月半たっても、プリエで痛むアキレス腱とルルヴェでの足首つまり感が不安で、このままレッスンを続けて体は大丈夫なのか心配でした。
・施術を受けての変化、感想をお聞かせください
先生の説明通りに、痛い施術もありましたが、1回目の施術で良い変化が出ました。
足首と首の関係が深いのは知っていましたが、それを実体験させて頂き、良い経験になりました。
・「他院と違うな」と感じたところはありますか?
鍼を刺したまま動作をする、運動鍼を行ったのが初めてだったので、施術のアプローチが違うなと感じました。
・同じような症状でお悩みの方にメッセージをお願いします。
変化のある施術そして、良い方向へと導いて下さる先生なので、安心して相談して、また思いっきり踊れるようになると思います。
川口市 福島響子様 39才 指圧鍼灸師
※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
症例2 3か月前からアキレス腱が痛い 発表会はすぐ
東京都稲城市 15歳 6/週
来院動機
クラシックバレエを週に6回、日に2時間、土日になると6時間ほどレッスンをしていた。
3か月前より足首の奥に痛みを感じ始める。
お教室の先生には、三角骨障害かもしれないから整形外科を受診するように勧められた。
整形外科を受診後、X線検査の結果では「三角骨は認められない、オーバーワークによるアキレス腱炎でしょう。バレエを控えて様子を見てください」とのこと。
その後、整骨院に通うも好転せず、コンクールも近づいてきて不安になり当院HPをみて来院。
症状と施術内容
ルルべ・プリエ・タンジュで足関節痛を生じる。バレエでよくある痛みである。
レッスン量の多さや体の使い方の影響で、下肢全体の緊張が半端ではない。
1回目
全体的な歪みに対し、アンディオール調整。足指の調整・下肢への筋膜療法。
2回目
「痛みはあるけど少し良くなりました」
ルルべ10→5 タンジュ10→3
施術は前回同様
3回目
タンジュ10→0 ルルべ10→2
順調な回復
4回目
「コンクールで痛みなく踊れました」
再発防止、体の調子を整えるため上半身へ介入し施術は終了
その後、3か月後に連絡をとると問題なくレッスンできているとのこと。
考察
痛みとは一見関係なさそうなところや、全体的にみてバランスの崩れているところを施術をすることにより、早期に回復することができた。
レッスン量が多くなればその分、けがのリスクは増える。
将来バレエダンサーを目指しているのであれば、定期的なケアは痛みの有無にかかわらずお勧めしたい。
症例 1 成長痛と言われた膝とアキレス腱の痛み
足立区 10代 中学生 クラシックバレエ歴6年
来院動機
1年ほど前から両側の膝とアキレス腱に痛みがある。
整形外科では「成長期なので、身長ののびが止まれば痛みもなくなってくるといわれた」ただ、学校で走ったりバレエをしたりすると、痛みがある状態が続くので、近所の整骨院に通った。
しかし、症状は緩和されず、インターネットで当院を見つけバレエ整体ということで来院された。
治療経過
からだをみると、膝・アキレス腱だけではなく、からだ全体がガチガチである。
痛みを感じていることで、常に緊張を強いられる。
この場合、ポイントとなる筋肉を緩めれば症状は緩和する。
鍼が苦手なので整体にて対応。
大腿四頭筋をはじめ臀部、下腿などの筋緊張を取り除く、筋膜療法をする。
また、骨盤調整・腓骨を中心に骨格調整。
初回施術後は、膝・アキレス腱ともに痛みが消失。
2回目来院時には、
「体育でも走れるし、バレエも痛みなくできます」
主な治療法
BRM療法 筋膜療法
考察
痛みのある膝やアキレス腱に、直接刺激しても改善しないことは多くある。
その場合、すぐに治療法を変えなくてはならない。
無駄な時間を利用者さんに与えることになるからである。また、成長痛は適切な施術をすれば、信じられないほど早く改善に導けるものである。
お電話ありがとうございます、
明京堂治療院でございます。